モルタル造形

モルタル造形とは?

モルタル造形とは、建物の外壁や内装、庭園などに使用するデザイン手法の一つで、特殊なモルタル(セメントと砂を混ぜた材料)を使って立体的でリアルな造形を施す技術です。まるで本物の石や木、レンガ、彫刻のような質感や形状を再現できることから、住宅や店舗、商業施設の装飾に幅広く活用されています

モルタル造形

モルタル造形の特徴

01柔軟なデザイン性

柔軟なデザイン性

モルタルは自由に形を作れるため、自然素材では難しい複雑な模様や形状も実現可能です。例えば、レンガ調、木目調、岩肌のような表現まで幅広いデザインが可能です。

02職人の手による唯一無二の作品

職人の手による唯一無二の作品

熟練した職人が手作業で仕上げるため、量産品にはないオリジナリティや温かみを感じる仕上がりになります。一つひとつが「世界に一つだけ」のデザインです。

03幅広い用途に対応

幅広い用途に対応

住宅や店舗の外壁装飾、エントランスのデザイン、庭の造形など、多岐にわたる用途で活用可能です。さらに、テーマパークや商業施設の大規模な装飾にも対応できます。

モルタル造形の
完成までの流れ

1ヒアリング・デザイン提案

ヒアリング・デザイン提案

内容: お客様のご要望やイメージを丁寧にヒアリングします。どのような仕上がりを希望されているのか(石造り風、レンガ調、木目調など)、細かいデザインや色味を確認します。

デザイン提案: ヒアリング内容をもとに、数々の施工事例の写真からイメージを擦り合わせていきます。必要に応じてサンプルやデザイン画をお見せしながらデザインを決定します。

2下地準備

下地準備

下地の確認: 施工面の状態を確認し、必要に応じて補修や清掃を行います。ひび割れや凹凸がある場合は、下地を平らに整えます。

下地の施工: モルタルの密着性を高めるために、プライマーや接着剤を塗布し、その後さらに密着性を高める為モルタルの櫛引を行います。

3モルタルの塗布

モルタルの塗布

モルタルの準備: 特殊なモルタルを練り上げ、施工面に塗布する準備を整えます。

モルタルの塗布: 必要な厚みを塗布し、造形の基礎となる層を作ります。

4造形作業

造形作業

立体的なデザイン形成: 職人が手作業でモルタルを加工し、石や木、レンガなどの形状を造形します。

細部の仕上げ: ヘラや専用ツールを使い、テクスチャーや模様をリアルに再現します。ここでの細やかな作業が、仕上がりの品質を左右します。

5乾燥

乾燥

自然乾燥: 塗布されたモルタルが硬化するまで、十分な時間を確保します。通常は1日から1週間程度が目安です(気候や施工面積によって異なります)。

6着色

着色

色の選定: 事前に決定したデザインに基づいて、専用の塗料や顔料で着色します。

リアルな表現: 重ね塗りやグラデーションを施し、自然な風合いを再現します。例えば、石の風化した表情や木の節目なども細かく表現します。

7保護塗装

保護塗装

保護層の塗布: 最後に、防水性や耐久性を高めるためのクリアコートや防水塗料を塗布します。

仕上がり確認: 最終チェックを行い、色ムラや不備がないかを確認します。

8完成・お引き渡し

完成・お引き渡し

完成品の確認: お客様と一緒に仕上がりを確認し、必要に応じて微調整を行います。

お手入れのアドバイス: 長く美しい状態を保つためのお手入れ方法や注意点をお伝えします。

モルタル造形の施工事例

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